パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキシルを簡単に説明すると、太陽光の中に含まれる紫外線を吸収する成分です。
主に人体の日焼けを防御する働きを持つため日焼け止めの薬剤に含まれている成分で、淡黄色で粘性のある特徴を持つ液体となります。
その成分の原料は桂皮であり、桂皮には紫外線を吸収するケイヒ酸が含まれており、それをもとに作られた成分です。なお厳密には紫外線の中でもUV-B波を吸収するのに優れ日焼け止めだけでなく、化粧品類にも微妙に含まれることもあります。パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキシルは単体だと劣化しやすい性質が存在するため、酸化防止剤と一緒に配合されることが多い成分となります。
その使用にあたり上限が設けられ、粘膜に使用されない化粧品であれば洗い流す・洗い流さないを問わず100gで20gまで、粘膜に使用される化粧品の場合は100gで8.0gまでです。