フェノキシエタノールは簡単に説明するとアルコールの一種です。
もともと玉露の揮発成分として発見されたものですが、化粧品の防腐剤として使われることが多いです。無色から淡黄色の液体でわずかな粘性と匂いがあり、抗菌作用を持っていることも特徴です。
化粧品は一度開封するとすぐに酸化が始まります。酸化すると品質が劣化してしまうため、化粧品を安全に使うためには防腐剤が必要となります。フェノキシエタノールには刺激性や毒性もありますが、必要最低限の量を配合することで肌トラブルのリスクを軽減しています。フェノキシエタノールなどの防腐剤を配合しないと酸化のリスクが高まります。
酸化した化粧品を使うと肌トラブルの原因になってしまうこともあるのです。